4年ぶりの東アジア国際シンポジウムに120余人




【報告】
 

東アジア国際シンポジウムが、5月17日午後、コロナ禍での延期が続いたあと4年ぶりに東京神保町の学士会館で行われ、東アジア総合研究所が準備した100席を越える120余人が活発な議論を交わした。「5000年の悠久な歴史の中から、和解・友好の鍵を探す」とうたい、韓国側から李徳一ハンガラム歴史文化研究所所長が「韓日古代史から見た両国の歴史和解」、日本側から小倉紀蔵京都大学教授が「歴史認識と非認知的和解」という基調講演を行った。小針進・静岡県立大教授や学者、南昌熙・仁荷大学教授のコメントなどが続き、姜英之・東アジア総合研究所理事長が、学者や専門家による意見交換セミナーだけでなく、相互理解のため日韓の市民・学生を加えて歴史遺跡巡るツアーを行いたいと提言、研究所内に「日韓歴史文化交流ネットワーク」(仮称)を組織することになった。
駐日韓国大使館、日本外務省、日韓親善協会中央会、在日韓国民団中央本部の後援、公益財団法人日韓文化交流基金の助成などでシンポジウムは実現した。
詳細は下記報告書より見ることができます。
2023東アジア国際シンポジウム

東アジア国際シンポジウムの足取り